厨房機器の電気事情 その1
2019年6月20日こんにちは!
沢山ある厨房機器の中でも、今は「電気」を使う機器が増えてきています。
でも、一口に「電気」といっても種類は様々。
厨房機器は業務用なので、家庭では使わないパワフルな電源を使うこともあります。
というわけで、厨房機器の電気事情を解説していきます!
まずは、電気の種類から確認していきましょう。
【単相100V】
家庭にもある、穴が二つのスタンダードなコンセント。電柱から2本の線で電気が送られているため、穴が二つになっています。コールドテーブルや製氷機など、100Vで使用できる厨房機器もたくさんあります。
【単相200V】
単相100Vと同じで穴が2つありますが、形状が異なります。IHクッキングヒーターやオーブンなど、単相100Vより大きな電力を使う場合に単相200Vの電源が必要な場合があります。
【三相200V】
三相200Vは、電柱から3本の線で電気が送られてくるため、コンセントの穴が3つあります。穴からそれぞれ電気が送られて一つの力になるので、とてもパワフルな電源です。 庫内容量が大きい冷蔵庫、洗浄機、スチームコンベクションオーブン等、大きな電力を使う機器は三相200Vのものが多いです。
V(電圧)=電気を押し出す力なので、
単相100V<単相200V<三相200Vの順にパワフルになっていきます。
皆さんにとって特にあまり馴染みのない電源は「三相200V」なのではないでしょうか?
初めて「三相200V」に出会う方は、
「電気契約どうやってするの?」
「工事は必要?」
「電力が強いから電気代が高いのでは?」
など、様々な疑問が浮かぶかと思います。
次は、「三相200V」についてもっと掘り下げて解説していきます!